ホットチャンバーダイカストについて
ホットチャンバーダイカストマシン 篠塚製作所
ホットチャンバーダイカストでは、射出部分がつねに金属溶湯に浸かっている。
このため溶解温度の比較的低い亜鉛合金の鋳造に多く使用されています。真鍮や銅合金、アルミ溶湯では溶解温度が高いのでスリーブなどプランジャー部品が溶損しやすくホットチャンバーでの量産鋳造が難しいのでコールドチャンバーマシンで鋳造されます。

ホットチャンバーダイカストマシンの傾き
ホットチャンバーの型締部はどうして傾斜しているのでしょうか。
それは、金型のゲート部分を少しでも炉の湯面に近づけるためです。
型締部を少し傾けることによって溶湯の湯面までの距離が短くなる
ので射出→充填の時間が短縮されます。